とりぐるの地域名産品特集【球磨焼酎】

500年の伝統を誇る米焼酎のトップブランド「球磨焼酎」を日本全国へ


「球磨焼酎」について

皆さん、球磨(くま)焼酎はご存じでしょうか?

約500年前の室町時代から熊本県・人吉球磨地方で作られた焼酎です。
人吉球磨の独自の文化が造り出した技は長い間変わらず受け継がれ、現在も27の蔵元が点在し伝統の製法と多彩な味を守り続けています。

また球磨焼酎は日本に4つしかない産地呼称が認められた本格焼酎のブランドのひとつでもあります。
1995年人吉球磨で造られる米を原料とした焼酎が正式に「球磨焼酎」として国税庁の「地理的表示の産地指定」を受けることができました。
良質な米と水のこだわりが球磨焼酎をコニャックやボルドーワインなどと肩を並べる世界的な銘酒へと押し上げていきました。

そんなトップブランドの球磨焼酎ではありますが、同じように「地理的表示の産地指定」を受けている「琉球泡盛」「薩摩焼酎」と比べると 日本国内の流通量も少なくあまり知られていないのが現状です。

トリガージャパンでは球磨焼酎との出会いからこのブランドに惚れ込み、弊社の公式「球磨焼酎案内人」より、球磨焼酎を随時ご案内させていただきます!

「球磨焼酎」4つのタイプについて

「球磨焼酎」4つのタイプについて

球磨焼酎:熟練の職人技と風土が育む日本の焼酎の魅力

球磨焼酎は、日本が誇る伝統的な蒸留酒であり、その特異な製法と風味で多くの愛好家を魅了しています。
この焼酎は、熊本県の球磨地方を拠点に造られ、その歴史と深い結びつきから、日本の酒文化の一翼を担う重要な存在です。
ここでは、球磨焼酎の歴史、製法、風味の特徴、そしてその魅力について詳しく探ってみましょう。

球磨焼酎の歴史は古く、江戸時代からその存在が確認されています。
その起源は定かではありませんが、球磨地方の気候と土壌が麦やさつまいもの栽培に適しており、これらを原料にして焼酎造りが行われたと考えられています。
当初は、地元の農民が家庭用に作る程度の規模でしたが、次第に技術が磨かれて品質の高い焼酎が生まれるようになりました。

球磨焼酎の製法は、一般的な焼酎造りとは異なる特徴を持っています。まず、厳選された麦やさつまいもを糖化させてアルコールを発酵させる工程があります。
その後、蒸留器を用いて蒸気蒸留を行い、アルコールを濃縮させます。この際、球磨焼酎特有の蒸留器「茜釜(あかねがま)」が使用され、風味の豊かさを引き出す役割を果たします。
さらに、熟練の職人が手作業で蒸留の過程を見極め、最良の部分を選ぶことで、高品質な焼酎が生み出されます。

球磨焼酎の風味は、その製法と風土が重なることによって独自の特徴を持っています。まろやかな口当たりと深いコクが特徴であり、香りや味わいには麦やさつまいもの持つ個性が感じられます。
一般的には芳醇な香りとほのかな甘みが楽しめ、ストレートで飲むことはもちろん、カクテルのベースとしても幅広く活用されています。

球磨焼酎は、日本の焼酎の代表格として国内外で高い評価を受けています。その品質や風味に定評があり、世界中の酒愛好家や専門家からも称賛を集めています。
近年では、球磨焼酎を使った食文化や観光資源の活用も進み、地域振興や観光産業の一翼を担う存在として注目を浴びています。

また、球磨焼酎は「とりぐる」という通販サイトを通じて全国各地に広がっています。このサイトでは、球磨焼酎を含む様々な特産品や名産品、グルメが取り扱われており、地域を応援するプロジェクトとしても注目されています。
商品の購入を通じて、地域への支援が実現し、地域の魅力を広める一助となっています。

総じて、球磨焼酎はその歴史ある製法と独自の風味によって、日本の酒文化の中で特別な存在となっています。地域の風土や伝統が息づく焼酎造りの過程を通じて、私たちは日本の美味と文化に触れる機会を得ることができます。
その魅力に触れながら、球磨焼酎の深い世界を探求してみるのも、楽しみのひとつかもしれません。

球磨焼酎商品リスト